Izuru Utsumi
Izuru Utsumi

サウンドクリエイター、音楽プロデューサー、DJ、音楽愛好家として各方面から信頼厚く、ベテランでありながらその表現の可能性はいまだ未知数である。73年頃から現在に至るまで、ロック、ファンク、ソウル、ジャズ、フュージョン、ニュー・ウェイブ、パンク、レゲエ、ダブ、ラテン、ブラジル、アフロ、エレクトリック・ダンス・ミュージック全般(ハウス、テクノ、ヒップ・ホップ、エレクトロ、ブレイクビーツなどそれぞれ黎明期から)、世界各地の民俗音楽、クラシック、現代音楽、サウンド・トラック、環境音、冗談音楽、流行歌を含めたあらゆる日本の音楽など、いわゆる音楽から具体音まで古今東西のあらゆる音に興味を持ち、それら未知なる音との出会いを繰り返してきた。

80年代中期より第一線でのDJ活動を続けており、アートスペース、クラブや野外音楽祭、ミュージシャンとのセッション、映像作家とのコラボレーションなど、そのアグレッシヴな表現活動は幅広く知られ、独創的な世界観は他の追随を許さない。これまで、Utsumi名義でDISORIENT, Ubiquity, SSR, Yellow Production など海外のレーベルを中心に作品をリリース。内外から高い評価を獲得している。1990年代には、「スイート・エスパニョール」全7枚他をダンスフロア向けにコンパイルするなど、当時圧倒的に情報の少なかった非英語文化圏の音楽を積極的に紹介することに情熱を注いだ。2000年代始めには初のソロアルバム発表、2度の EURO DJ TOUR を実現、その頃から izzy 名義での実験的な表現活動も展開している。2012年に自身のレーベル Auwa Records を始動、第一弾として初の izzy 名義での EP を発表するなど、その表現活動は今後も目が離せない。

http://www.auwarecords.com